家電も大差なかった

前回まででPC環境でのBlu-rayや地デジ視聴・録画の問題点を取り上げた。
家電の方はどうなのかと調べてみたがPCほどではないものの、やはりAACSキーの更新がネックのようだ。
最新のBlu-rayディスクが再生できないことがやっぱりあるらしい。
ファームアップで対応みたいだが各社対応の早さがバラバラ。
そこでふと思ったが、近所の電気屋で見かけた知らないメーカーのBlu-rayブレイヤー。
8000円程度の値札がついていた。
安い。
だがこんな機種でもきちんとファームが提供されているんだろうか？
安いからといってすぐに最新のBlu-rayディスクが再生できなくなっては意味がない。
逆に高くつきそうである。
ちなみにこのAACSキーの更新はメーカーに必ずしも義務はないらしい。
メーカーの一存でしてもしなくてもいいし、いつ打ち切ってもよいことになっている。
つまりすべてメーカー任せ。メーカー次第ってこと。
さすがに家電メーカーなら5年はきっと無料で更新してくれるとは思うが、PCソフトメーカーだとサイバーリンクのように実質2年で更新しなくなるメーカーもある。
Blu-ray関連のハードまたはソフトを買う場合は必ずAACSキー更新の対応状況を調査する必要がある。
店頭で商品見ただけではまったくわからない。
いつ何時再生できなくなるかわからん商品などどう考えてもまともじゃない。
しかし客には一切その説明がない。
Blu-ray事業はそう先は長くないと感じた。
次世代メディアは今みたいにグダグダにならないことを願う。